本当に悲しい気持ちである時に、 "歌いたい"って思えたらそれはもう、立派な歌手なんだろうなぁって、ふと思ったわけですよ。

バンドをしたい、又は歌を歌いたいって思うときってのは、どんな瞬間?

好きな天気のとき
寒い外で音楽を聞いたとき
好きなバンドの話をしてるとき

自分より下手くそな演奏を見たとき
自分より格が上の演奏を見たとき

本気の演奏を見たとき
楽しいLIVEを見たとき
口下手なMCをみたとき
演者のかっぴらいた目を見たとき
砲撃のようなブレイクを浴びたとき

自分を見せたいあの子がいるとき
見てもらいたいあの子がいるとき

誰かと音を楽しみたいとき
とにかく暴れたいとき
むしゃくしゃしてるとき

納得のいく歌詞が書けたとき
しっくりくるメロディが浮かんだとき
バンドメンバーが落ち込んでるとき

伝えたいことがあるとき
叫びたいことがあるとき

自分に正直なとき

音楽はここでやるもんだから、と胸を叩く人が時折いる。本気でそう思ってる人の演奏は、それがあってるのかは知らないけど、心揺さぶられるものであって。

昨日は普段とは違う楽器を弾く友達を見に行ったんだけど、やっぱもってるわ。そいつもいつの日か、胸を叩いてた。

歌いたいってのを出したのは大半の人が共通するからってだけで、俺はバンドをしてるからバンドをしたいときってなるだけの話なんだ。

ラップだろうがお笑いだろうが何かこう、あると思うんだ。駆られる何かが。

堂々としてればいいってのは本当なんだなと。練習不足だとか誰かのコピーだからだとかそういう話は、言ってしまえば求めてないんだ。

でもいざ曲に入ると目が違った語り弾き。
大人についての歌をみんな歌いたくなるって記事を少し前に書いたけど、大人にしか歌えない歌ってのもあるんだと思ったね。

いい感じに弾けたけど内心上がりきってなかった、楽しそうな高校生の演奏を見ると昔を思い出すからいいと言う大人のバンドだったりさ。

バンドをしたいと思う瞬間、どんどん複雑になっていっちゃうモノなのかなぁって。

前より剥き出しで弾くことができてない気がする。



タイトル。
歌って恥ずかしくもとても正直なものだなと感じたところから、ここまで。

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