嘘つきホントつき

嘘ってついたことありませんか?

今日はバイトの時間ずっと「嘘」ってなんなんだろうなぁって考えてた。何か結論が出たわけではないんだけどさ。

「嘘」とだけ聞くとどうしてこんなにも負の匂いが漂うんだろうね。確かに人を傷つけてしまう話のテーマが「嘘」っていうのはよく作品でなりなんなりで見かけるけど、その割には嘘なんて誰でもついてると思うし、周りはいつでも嘘に溢れてる。

自分に利益を生もうとする時に「嘘」は生まれる、のかな。じゃあ自分が何か利益を求める時には嘘をつくことを避けられない?
嘘はいつかはバレる、って言うけれど、嘘はいつまでも尾を引く、って言った方が案外しっくりくるんじゃないかなって、ふと。
そんな尾を引いた状態を選ぶことが本当にその場だけの利益でないと言い切れるのだろうか。

じゃあどういう時に嘘ってつく?
俺は少し内容を知っている話でも、その人からもっと話を聞きたい時には「聞いたことない」って嘘をつく。パッと思いついた一例でしかないけど、誰かが損するわけでもなく、情報を大きくしたり守ったりする時に、嘘をつく。尾は引かなくとも元を辿ればどれも自分の利益のためだなと思い返せる。

嘘ってなんなんだろう。例え本当のことだとしても形が残っていない場合にそれを「嘘」だと一言呼んでしまえば、本当のことがたちまち「嘘」になる。あるものをなかったことにするし、空っぽなものをまるで満たしてるようなものにする「嘘」って一体なんなんだろう。

そんなことを考えながら、前にTwitterで知り合った人とさっきたまたま通話をしたら「ゲームの企画を考えたから見て欲しい」と言われ、ファイルをあけたら「嘘」がテーマのゲームだったよ。
生きててもうなんなんだよこの巡り方はとたまに感動することあるよね、久しぶりにうわぁってなった。そこで繋がってくるのかみたいな。

不安にさせたり悲しませたり、はたまた楽しませたり笑わせたり。匂いやイメージは強くとも必ずしも負とは限らない、そんな浸透しきった「嘘」と上手に付き合えていますか。

コメント

  1. しぐ より:

    日々息をするように嘘をつく癖がある私には耳の痛い話ですね。

    民法の用語で「心裡留保」と「錯誤」ってのがあるんだ。どっちも客観的な事実と言った言葉がかみ合っていない場合、つまり「嘘」の状態を表しているんだけど、前者はその事実を認知していて後者は認知していないことで区別している。どっちが今言う「嘘」に近いのかなって思ったり。

    私の中での「嘘」の定義は相手にその言葉が嘘だとばれたかどうかです。

  2. ハイガ より:

    相手を傷つけないための優しい嘘とかよくいうけど、結局のところ自分が傷つかないようにするための防衛の嘘なんだよなって思う。

    馬鹿正直に生きていたらきっと人なんてあっという間に精神が崩壊しそうに思えるよ

    私自身うまく嘘とつき合えているか分からないけど、少なからず相手を気遣う気持ちが含まれている嘘を吐けてるんじゃないかなって

    まぁ自己防衛のためなんだろうけどね

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